ゲームばかりしている子供を見ていて不安

子供が家でゲームばかりやってて不安な親御さん多いと思います。いくら時間を制限しても、子供は隠れてゲームをやります。コンピューターゲームの依存性というのは尋常ではないので必ずまたやりたくなります。いつしかゲームをするために宿題をする。といったように全てがゲームのためにやるようになるでしょう。

 

子供にゲームをやらせたくない親はいるかもしれませんが、例えば子供にスマホを持たせてしまったら、自動的にソーシャルゲームのような無料のゲームにはまるのは想像できると思います。あの手のゲームは子供ができるパチンコのようなもので、依存性は半端じゃないです。とはいえ、スマホを持たせないというのも無理があると思います。子供と連絡が取れないからです。

 

不思議なもので自分が子供の頃にゲームをやっていた親御さんも、いざ子供をもつとゲームばかりする我が子をみて不安になるということです。ゲームをやっている子供は今ここではないコンピューターの世界に没入して魂を抜かれたようになっています。側からみてるとそれが怖いのです。

 

子供がゲームにハマらないのにはどうしたいいんでしょうか?いろんな考え方があると思いますが、私の実体験を元に言うと、ゲーム以上にリアルで楽しめる何かに打ち込まない限り、なかなかゲームを止めることはないだろうなと思います。

 

例えば私自身もゲームが好きだったんですが、子供の頃に流行った格闘技ゲーム「ストリートファイター2」なんかを今でも当時くらい楽しんでやれるか?と考えると、多分もう楽しめないと言い切れます。それは空手を含め、リアルな格闘技の方がよっぽど面白いからです。コンピューターゲームを自在に操る感覚も結構な快感なのはわかりますが、空手で自分の手足を自在に操る方がゲームの少ない攻撃パターンに比べたら無数の選択があるので、ゲームが不自由に感じるのです。まして対人スポーツなので、相手の攻撃パターンも無数です。相手の動きを読んで自分の攻撃だけを与える。これは非常に面白いんです。子供もそれがわかるとコンピューターゲームよりもこっちの方が面白いと気がつくと思うんです。

 

とはいえ、子供に空手をやらせたとしても、はまる子どもと、はまらない子供がいるでしょう。私はたまたま空手にはまってそう感じただけです。それはサッカーかもしれませんし、楽器かもしれませんし、絵を描くことかもしれません。

 

 つまり、子供が何にはまるかわからないので、なるだけ色々なことを体験させてあげられる親になるのがいいのかなと思います。

 

ゲームは手軽にできるので、手軽に依存症になりがちですが、引き剥がしたところで結局スマホを持てば大人でもゲームやってるわけですからやるんですよ。

 

なので、ゲームよりも楽しいことを見つける他、ゲームから離れることはできないでしょう。体を動かすことは本来楽しいことです。道場の仲間と同じ競技を高めあうのもゲーム的です。コンピューターゲームよりも健康的です。それを子供が実感できたら、自然とコンピューターゲームから離れるかもしれませんね。