
「娘の遺体は凍っていた」14歳少女がマイナス17℃の旭川で凍死 背景に上級生の凄惨イジメ《母親が涙の告白》
私には子供はいませんが、我が子がこの事件の被害者の女の子のようにイジメをされて、変死体で見つかることを想像すると、とても許せる気がしません。我が命と引換えに加害者にもそれ相応の制裁を加えたくなるのが本心です。
しかし、一方もし我が子が加害者側だったら・・そう考えても怖くなります。
渋谷区生まれの私はイジメはもとより、過激な暴力事件も身近に体験してきました。そんな中サバイブしてきたのは、私が空手をやってきたからだと思います。子供を通わせる親御さんの中には、人の痛みが分かる子になってほしい。という方も多いです。
それは、こういった事件のニュースが出るたびに、我が子だけはなんとかこういう事件とは関わってほしくないという願いであると思います。それは被害者でも加害者でもどちらも最悪なのです。
空手をやれば全て解決するか?といわれれば、それはそんなことはないです。ただし、こういった事件の背景には、子供が抱えるストレスあると私は思っています。
将来への不安。集団に馴染めない不安。家庭問題。あらゆるストレスから、本来ありえない生贄を生み出していると私は思うのです。空手は人のそういった暴力性をガス抜きする力があります。
体を動かして汗をかいて、攻撃性を実際に肉体的な攻撃と防御を学ぶことにより発散できるのです。発散できればある一定量の人間のストレスは緩和されます。もちろんそれは、その他、部活動でもよいでしょう。
ただ、強いストレスを感じている子供には、パンチやキックや体に伝わる痛みの方にカタルシスを感じるのです。なぜなら窮地に追い込まれた人間は、それを打破するためにはアグレッション(攻撃性)が必要なのです。
ちなみに今でこそ、こんな話、はぁ?と思われるかもしれませんが、武道はもともと日本人には馴染みの深い必須科目だったのです。戦後我々をおとなしくするために、GHQから取り上げられたのです。(私は右翼ではないのでご安心ください)
最近では、落ち着きのない、または癇癪を起こす子供に精神薬を飲ませる親もいると聞きます。そういうお子さんは一度道場に連れてきてみてください。ひょっとしたらハマるかもしれません。
他人に危害を加えて、それも集団でイジメたりする子にならないか、自分の子が標的にされないか、怖い人は入門するかどうかは別として一度道場に相談しにきてください。話はききます。